2016年4月20日放送

白樺樹液採取体験学習

上郷小学校の児童たちがきのう(19日・火曜日)、白樺樹液採取の体験学習をしました。きのう開かれた白樺樹液採取の体験学習では、上郷小学校3・4年の児童およそ30人が、地元・上郷町にある遠野遺産の旧大峰鉱山跡地を訪れました。体験学習は1000本以上の白樺が立ち並ぶ旧大峰鉱山跡地で、子どもたちが自然とふれあいながら郷土愛を育んでもらおうと、上郷町地域づくり連絡協議会が開催し、今回で14回目となります。遠野での白樺樹液の採取時期は、芽吹きのために必要な養分を一斉に地中から吸い上げる早春の4月10日頃からおよそ10日間で、この時期にしか透明な樹液が採取できないということです。児童たちは、木によって樹液の味や採取できる量が違うことなど、さまざまな発見をしながら採れたての樹液を味わいました。白樺樹液を存分に味わったあと、更生保護女性の会と牧野協会婦人部の会員による豚汁が振る舞われ、おかわりをたくさんして美味しそうに食べていました。児童たちはこの体験学習で、白樺から樹液をおすそわけしてもらい、自然の恵みを堪能しました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.