2016年4月12日放送

遠野語り部による「特殊詐欺物語」

遠野ならではの語りで特殊詐欺防止を啓発する「特殊詐欺物語」。きのう(11日・月曜日)は、附馬牛地区センターで特殊詐欺の防止を呼びかけました。遠野警察署では、去年から、市内の高齢者を中心に特殊詐欺防止への知識を高めてもらおうと、よく使われる手口などを物語にして語る、「特殊詐欺物語」での啓発活動を行っています。きのうは、附馬牛地区センターで、生きがい活動支援通所事業「サテライト」の参加者およそ25人が、語り部が話すオレオレ詐欺や架空請求の話など物語全5話に耳を傾けました。なかでも、架空請求の話ではことしから始まったマイナンバー制度を悪用した手口が紹介されました。遠野警察署では、新しい制度であるマイナンバーの知識の浅さをついた詐欺の手口が増えると予想し注意を呼びかけています。なお、市内では、ことしに入ってからきょうまでに、特殊詐欺に関する被害は報告されていないということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.