2016年4月7日放送

春の全国交通安全運動 春の地域安全運動出発式

「春の全国交通安全運動」と「春の地域安全運動」初日のきのう(6日・水曜日)、地域の防犯活動に携わる遠野市防犯隊員への辞令交付式と運動の出発式があえりあ遠野で行われました。遠野市防犯隊は、遠野まつりなど各種イベントでの街頭警備や市内の防犯パトロールを行い、さまざまな場面で市民を犯罪から守るために結成されています。式では、遠野市防犯隊の菊池正司隊長や各地区の班長などに辞令が交付されました。このうち、今年度は、新任で15人が辞令を受けました。このあと本田市長が「ことし10月には46年ぶりにいわて国体が開催されます。遠野に来る全国の人たちの安心安全を守る活動をお願いします」と訓示しました。隊員の任期は、平成30年3月31日までとなっています。このあと、「春の全国交通安全運動」と「春の地域安全運動」の出発式が行われました。春の全国交通安全運動は、きのう、6日(水曜日)から来週15日(金曜日)までの10日間実施され、子どもと高齢者の交通事故防止を運動の基本とし、自転車の安全利用の推進や飲酒運転の根絶などを重点に掲げています。また、交通安全運動に合わせて行われる春の地域安全運動では、特殊詐欺の被害防止、鍵かけの励行、子どもと女性の安全確保の3つを重点に掲げています。出発式には、交通安全協会や交通安全母の会連合会などおよそ100人が出席しました。式の中で本田市長が「日ごろからお互いに声を掛け合い、日本のふるさと遠野で事故や事件の起こらないよう努めていきましょう」とあいさつしました。このあと、この春小学校に入学した遠野小学校1年の太田健琥君と内田羽美さんの2人に黄色い学童帽子などが贈られました。最後に、遠野市交通指導隊の小水内秀一隊長が決意表明をしました。遠野警察署によりますと、市内では、去年1年間で、交通事故で3人が犠牲となっていて、特殊詐欺は、2件確認されているということです。運動期間中は、ドライバーに対する注意喚起の横断幕などを設置し、街頭指導の活動などが展開されるということです。

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