2016年4月5日放送

ホップ和紙を使った「しおり」製作

いわて国体で遠野を訪れる選手団に遠野らしい記念品としてホップ和紙を使ったしおり作りが進められています。ことし10月に開催されるいわて国体に向け、去年の秋から、緑峰高校草花研究班を中心に、遠野ホップ和紙を育てる会をはじめとする市民がサポートする中、ホップ和紙作りが行われています。およそ半年かけて出来あがったホップ和紙には、わんこ兄弟の絵が印刷され、先週木曜日(3月31日)は、しおりに彩りを加える押し花の貼り付け作業などが緑峰高校で行われました。押し花には、緑峰高校草花研究班が育てたパンジーやヴィオラなどの国体推奨花と、市内の花屋が提供してくれた花が使用されました。この日の作業には、遠野児童館の児童なども参加し、およそ60人がホップ和紙に触れながらしおり作りを楽しみました。なお、今回、しおりに使用されたホップ和紙の材料であるホップの蔓は、市内のホップ生産者から集めたもので、蔓の皮およそ6キログラムがしおり作りに使われたということです。出来上がった1000枚のしおりは、ホップ和紙を紹介する紙を添えて、国体で選手団などに贈られるということです。

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