2016年3月30日放送

県教委 新たな県立高等学校再編計画発表

岩手県教育委員会は、きのう(29日・火曜日)、新たな県立高等学校再編計画を発表し、その中で遠野高校と緑峰高校について平成30年度までの入学者の状況などを検証。統合時期などについて検討するとしています。県教育委員会は、当初、遠野高校と緑峰高校を平成32年度に統合し、校舎制を導入するという考えでした。しかし、今回の発表で、遠野高校・緑峰高校については、地方創生に向けたそれぞれの地域の取り組みの推移や平成30年度までの入学者の状況などを検証をする。そして、統合時期などについて検討するとしています。県教育委員会の発表を受け、きのう(29日・火曜日)、高校再編を考える市民会議の藤井洋治会長や本田市長などが集まり意見交換をしました。集まった人たちからは「地域が一体となり県外や全国に向けて、学校の特色や魅力を発信させていく必要がある」、「また、そのような学校をつくっていかなければならない」などの意見が出ました。市と高校再編を考える市民会議は今後も関係機関などと連携しながら2校体制存続に向けて取り組んでいくことを再度確認していました。なお来月17日には、京都大学の池上惇名誉教授を招いて、現役の高校生を交えながらこれからの高校のあり方についての勉強会を予定しているということです。

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