2016年3月29日放送

遠野地域水稲生産部会 通常総会・基調講演

先週25日(金曜日)JAとおのライフサービス生活センターで花巻農業協同組合遠野地域水稲生産部会の通常総会が開かれました。この総会には、市内の水稲生産者や会員などおよそ30人が出席し、平成27年度の事業報告や収支決算、また、平成28年度の事業計画案などが審議されました。審議では、今年度達成した「米200万袋集荷運動」を、継続する計画を盛り込んだ平成28年度の事業計画案が原案どおり承認されたほか、この日提出された議案はすべて承認されました。このあと、大阪に本社を置く津田物産株式会社の奥本光則専務取締役による「平成30年に向けての取組みと産地の課題」と題した講演会が開かれました。講演の中で奥本専務は、「これからは販売先が生産者に対して年間に必要な数量を提示し、それに基づいて生産してもらう時代になる」と話し、参加した人たちはメモと取りながら熱心に講演を聞き入っていました。奥本専務は、「主食と加工用米を軸にして、これからも遠野地域産の米をバックアップしていきたい」と話していました。

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