2016年3月29日放送

東北銀行と遠野市 地方創生の連携協定を締結

遠野市の地方創生に関する取り組みを推進することを目的に、きのう(28日・月曜日)、東北銀行と遠野市が連携協定を締結しました。きのうの協定締結式には、東北銀行の村上尚登取締役頭取や、本田市長などが出席しました。この協定は、地方創生に関する「遠野スタイル創造・発展総合戦略」の取り組みを、東北銀行と遠野市が相互に連携・協力し、推進することを目的に締結されました。主な協定の内容は、雇用確保のための商工業の振興や、タフな農林畜産業の6次産業化と新たな仕事の創出、「で・くらす遠野」定住促進など6項目です。協定に伴う東北銀行の取り組みについては「チャレンジする6次産業応援資金」を新商品化し、6次産業化や農商工連携を目的に、生産・加工および販売を行うために必要な事業資金に対して、500万円以内で融資を行います。融資期間は7年以内で、融資利率は年2・5%ということです。遠野市では「チャレンジする6次産業応援資金」を活用した市内の法人または個人に対し、利子補給金を創設し、返済の際に発生する利子相当分に対して利子補給を行うということです。本田市長は、「市としてもがっちりとタッグを組んで、いろいろな成果を見いだしていかなくてはならない。関係者一丸となって遠野の活性化を図っていきたい」と感謝と決意を述べました。なお、東北銀行が、県内の自治体と地方創生の連携協定を締結したのは、洋野町と一関市に次いで遠野市が3番目となります。

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