2016年3月28日放送

市長記者懇談会

本田市長は、きょう(28日・月曜日)開いた記者懇談会で、遠野市中心市街地活性化基本計画の内閣総理大臣認定や、遠野市民センター施設の供用再開などについて発表しました。平成21年からの1期目に続き、2期目となる遠野市中心市街地活性化基本計画は、今月15日に内閣総理大臣による認定を受けました。計画期間は、ことし4月から平成33年3月までの5年間です。2期目の計画では、観光客が訪れる中心市街地、人々が行き交う中心市街地、生活が充実する中心市街地の3つを掲げています。主な事業としては、観光客が訪れる中心市街地の事業として、市内の小売店が加入しているスキップカードを多機能化し、公共施設などと連動させる「まちづくりポイントカードシステム」の導入や、空き家となっている町家「三田屋」を高校生や大学生と交流しながら調査・改修する、などとなっています。また、人々が行き交う中心市街地の事業では、子育て支援環境整備として元気わらすっこセンターのリニューアル、生活が充実する中心市街地の事業として出店希望者が中心市街地の空き店舗を借りて出店する場合、家賃の一部を助成するなどとしています。計画最終年度となる平成32年の目標値は、観光施設入込数を10万人、中心市街地通行量を4262人、新規出店数を5年間で12件としているということです。続いて本田市長は、遠野市民センター施設の供用再開や新しい遠野市観光ポスターについても発表しました。平成26年7月から大規模改修工事が進められていた市民センターは、来月18日から供用再開になります。これにともない、現在市役所西館で業務している市民協働課などは、来月13日から3日間で引っ越しを済ませるということです。なお、大ホールは、照明設備などの改修工事が引き続き行われることから、オープンイベントは、5月28日に開催予定ということです。このほか、新しい遠野市観光ポスターについて遠野をイメージしやすい遠野物語を基本に制作したと発表しました。ポスターは、ざしきわらしなど遠野物語のイメージが強く結びつく場所が写し出されています。本田市長は、このポスターを通して遠野を全国にPRしていきたいと話していました。なおこのポスターは、市内の観光施設などに掲示するということです。

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