2016年3月23日放送

遠野茅場「ふるさと文化財の森」に設定

遠野かやぶき保存協会が管理する遠野茅場が文化庁のふるさと文化財の森に設定となり、先週(18日・金曜日)、文化庁で設定書が交付されました。その様子が届きましたのでお伝えします。文化庁は、文化財建造物の保存のために資材や技能の確保などを目的としたふるさと文化財の森システム推進事業を行っています。今回、面積や出荷数量など文化庁のふるさと文化財の森の設定基準に満たしているということから遠野かやぶき保存協会が管理する遠野茅場がふるさと文化財の森への設定が決まりました。先週金曜日に文化庁で行われた設定書の交付式には、遠野かやぶき保存協会の照井文雄会長が出席し、青柳正規長官から設定書を受け取りました。照井会長は「今回の設定を機に茅の管理にもさらに力を入れたい」と話していました。ふるさと文化財の森の設定地は、遠野の茅のほか漆や木材など全国68カ所となっています。

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