2016年3月21日放送

鱒沢小学校卒業式

鱒沢小学校で、先週土曜日(19日)卒業式が行われました。鱒沢小学校では、卒業生5人が、保護者や在校生の拍手に迎えられて入場しました。式では、担任の先生が一人一人の名前を読み上げると、卒業生たちは、元気よく返事をして壇上に上がり、猪股正光校長から卒業証書を受け取りました。続いて、猪股校長が「皆さんが今まで培ってきたものを土台として、体ごと、どんどん中学校生活にぶつかっていってほしい。そして時には自分を振り返りながら、前を向いて、これからの未来を切り開いていってほしい」と激励の言葉を贈りました。このあと、卒業生が、6年間の学校生活の思い出とお世話になった先生や在校生、温かく見守ってくれた家族に感謝の気持ちを伝えました。卒業生たちは、仲間たちと過ごした思い出と、新たな中学校生活に向けての決意を胸に、6年間過ごした学舎を巣立っていきました。なお、鱒沢小学校の入学式は、4月8日(金曜日)に行われ、4人が入学する予定ということです。さて、卒業生たちに手渡された卒業証書、実は、卒業生たちの手作りによるものでした。卒業生5人は、最初で最後の小学校の卒業式で思い出に残ることをしようと、ホップ和紙で卒業証書を作ることを企画しました。去年10月、5人は、緑峰高校に足を運び、ホップ和紙の元となるホップの蔓の皮むきから紙すきなど、高校生たちに教えてもらいながらすべて自分たちで行いました。おとといの式で卒業生たちは、自分たちの手で作った卒業証書を、猪股校長から大切そうに受け取っていました。

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