2016年3月15日放送

遠野高校の生徒が地域医療の取り組みを学ぶ

医療関係に進路を希望している遠野高校の生徒たちがきのう(14日・月曜日)、県立遠野病院を訪れ、遠野の在宅ケアについて学びました。遠野高校では、医療関係に進路希望している生徒を対象に、医療に関わる地元の取り組みを知ろうと、今月3回に分けて、「遠野市助産院ねっとゆりかご」や、「在宅ケア」など遠野市の医療体制を学ぶ講座を実施しています。今回講座に参加したのは、遠野高校2年生のおよそ30人です。2回目の講座となったきのう、生徒たちは県立遠野病院を訪ね、岩手県医療局理事の貴田岡博史医師から遠野の在宅ケアについて説明を受けました。遠野方式在宅ケアが始まって30年。その間、遠野での取り組みがきっかけとなり、在宅医療におけるX線撮影が全国で認められたことなどの話に、生徒たちは、熱心に耳を傾けていました。病院や市などが一体になって取り組んできた遠野の在宅ケア、貴田岡医師は、「連携が大事」と生徒たちに話しました。なお、生徒たちは、今週金曜日(18日)に、市中央診療所の山口淳医師からも話を聞くことになっています。

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