2016年3月14日放送

東京・調布市と災害時相互応援協定締結

後方支援の集いの中で、東京都調布市と遠野市との災害時相互応援協定の締結式も行われました。調布市と遠野市は、調布市の名誉市民である故・水木しげるさんが遠野物語を漫画化したことなどが縁で交流が行われてきたほか、東日本大震災が発生してから多くの支援物資の提供、遠野を災害ボランティア活動の拠点とした繋がりがあります。今回の締結で、災害によりどちらかの市に甚大な被害が発生した場合、応援する市が物資や資機材などを提供するほか職員の派遣、被災者の一時受け入れ施設の提供、被災児童の一時受け入れなど被災した市を支えることになります。締結式には、調布市の長友貴樹市長と本田市長が出席し、協定書に署名しました。このあと、長友・本田両市長は「大きな安心を頂いたが、大きな安心をお与えしなければいけない。真摯に、誠実にその責務を果たしていきたい」などとあいさつしました。遠野市からおよそ540km離れた調布市は、東京都のほぼ中央、多摩地区の南東部に位置し、人口は、およそ22万6000人、面積は、およそ21平方キロメートルです。新宿から特急で15分と都心からのアクセスがよく、また、多摩川をはじめ自然が多く残っています。今回の締結で、調布市と遠野市の交流がさらに深まることが期待されます。なお、遠野市が市町村との災害時相互応援協定などを締結しているのは、今回の調布市で5つとなります。

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