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2016年3月10日放送

甲種防火管理再講習

比較的規模の大きな病院や複合商業施設などで防火管理者に選任されている人を対象とした防火管理再講習が先週４日・金曜日に総合防災センターで開かれました。この再講習は、収容人数が３００人を超える比較的大規模な建物の防火管理者で、甲種の防火管理講習の受講修了者が対象で、春の全国火災予防運動に合わせて開催されました。受講は、５年に１度、義務付けられていて、講習では、遠野消防署の職員から過去５年間の防火管理に関する消防法令改正の概要や、火災事例について説明がありました。消防職員は、過去に全国で多くの犠牲者を出した雑居ビルやグループホームなどの火災で、なぜ通報が遅れ犠牲者を出してしまったかといった事例を通して、防火管理者としての責任の重さを再認識し、それぞれの事業所で防火管理について見落としがないかどうかをみんなで話し合ってほしいと、呼び掛けました。受講者たちは、講師の話に真剣に耳を傾けメモに取り、防火管理者としての責任と自覚を新たにしていました。

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