2016年3月10日放送

講演 スポーツで光るものを見つけよう

将来、アスリートを目指す市内の小学生から高校生までの児童生徒やその保護者、指導者に向けた講演会がきのう(9日・水曜日)、あえりあ遠野で開かれました。この講演会は、指導者の指導法や子どもたちへの接し方など資質向上を図るとともに子どもたちがスポーツとの向き合い方を考える機会になることを目的に、NPO法人オヴェンセ遠野と教育委員会が開きました。講師を務めたのは、教え子をボクシングで高校日本一に導いた、江南義塾盛岡高等学校ボクシング部監督の鬼柳忠彦さんです。鬼柳さんは「スポーツで光るものを見つけよう」をテーマに、スポーツとの向き合い方や、指導法などについて講演し、およそ60人が耳を傾けました。また、講演の中で鬼柳さんは、子どもたちに「有難う」の言葉を意識するだけで、明日からの生活がガラリと変わるとメッセージを贈りました。このほか、「スポーツを上達させるには、心底楽しいと思えるかが大事なことだ」と話す鬼柳さん、指導者や保護者に向けて、メッセージを贈りました。また、鬼柳さんは「イメージを持つことが大事」と話し、ボクシングで高校日本一に輝いた教え子、梅村錬選手と一緒に5年後の東京オリンピックで金メダルを取ることを常にイメージしているということです。なお、オヴェンセ遠野では、これからも、スポーツや文化面での講演会などを開き、スポーツに取り組む環境づくりをしていきたいとしています。

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