2016年3月8日放送

遠野文化遺産フェスティバル

遠野文化遺産フェスティバルがおととい(6日・日曜日)あえりあ遠野で開かれ、訪れた人たちは、民話の語りと音楽の共演など、さまざまな表現で繰り広げられる舞台に酔いしれました。遠野文化遺産フェスティバルは「永遠の日本のふるさと遠野」の魅力を発信するとともに文化面で沿岸被災地の復興を後押ししようと「幸せ出ずる国いわて実行委員会」が開きました。フェスティバルでは初めに、いわての伝統芸能として、大槌町虎舞協議会のメンバーが、大槌虎舞を披露しました。メンバーは、五年前の震災の悲しみを乗り越え、力強く躍動的な舞を披露しました。続いて、遠野昔話語り部の会初代会長の菊池玉さんと、古典はもちろんのことロックにアレンジした音楽の公演活動も行っている三味線奏者杵屋裕光さんが共演し、遠野の民話を披露しました。訪れた人たちは、菊池さんと杵屋さんたちが演出する新たな遠野物語の世界に引き込まれ地域の文化の豊かさを改めて感じている様子でした。

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