2016年3月1日放送

市議会一般質問2日目

3月市議会定例会は、きょう(1日・火曜日)一般質問2日目を迎え、4人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、瀧本孝一議員、多田勉議員、菊池巳喜男議員、菊池充議員の4人が登壇し、子育て支援策についてや、マイナンバー制度の今後の取り組みなどについて、市の考えをただしました。この中で、他の自治体と差別化を図るような遠野市の子育て支援策について、質問がありました。本田市長は「児童館・児童クラブは、遠野にとって重要な地域資源。これらをどう生かすのか、子育て世代の負担の軽減にどう繋げていくのかを、保育協会とタッグを組みながら、遠野らしいインパクトの強い施策をきちんと制度設計をしていきたい」と述べました。また、市有林の活用を活性化させるため、森林認証の取得は行わないのかという質問がでました。本田市長は『遠野には、川上・川下の事業体が集まる「森林のくに遠野・協同機構」が組織されているので、これの定例会を活用して、川上・川下の両者が森林認証を取得できるように取り組んでいきたい」と答弁しました。また、マイナンバー制度導入による市民生活への影響について、本田市長は「平成29年7月から、国の情報提供ネットワークシステムを活用した情報連携が開始されることにより、手続きが簡単・便利になり、市民の負担が軽減されることが想定されている」と述べました。マイナンバーカードの普及については、「情報流出リスクの低減を図り、マイナンバーカードを活用したさまざまなサービスを提供する情報端末を地区センターなどに設置し、各種証明の発行を行うなど、利活用の可能性について、引き続き検討していきたい」と述べました。3月市議会定例会は、あす(2日・火曜日)から10日(木曜日)まで予算等審査特別委員会、最終日の11日(金曜日)に本会議が開かれ、議案の採決が行われる予定となっています。

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