2016年2月26日放送

山口の水車小屋保存修理工事 八戸工大生が見学

保存修理工事が進められている土淵町の「山口の水車小屋」をきのう(25日)、八戸工業大学環境デザイン研究室の学生たちが訪れ、工事現場を見学しました。きのう、「山口の水車小屋」の工事現場を訪れた八戸工業大学の8人の学生は、水車小屋の保存修理工事を監修している、八戸工業大学の月舘敏栄教授の研究室に所属する学生たちです。きのうは、月舘教授も学生と共に現場入りしました。「山口の水車小屋」は、市と地域の人たちが実施した現状調査で屋根や土台の痛みが激しいことなどから、文化庁の補助事業を活用し去年10月から、保存修理のための工事が始まりました。現在は、小屋の造りの改修を終え、遠野のかやぶき士たちによる、茅葺き屋根の葺き替え工事が進められています。工事現場を訪れた学生たちは、かやぶき士から、茅の葺き方の中でも遠野の茅葺き工法について説明を受けた他、「がん木」という道具を使って茅を屋根の勾配に合わせてたたき揃えるなどの体験もしました。また、学生たちと共に工事現場に入った月舘教授も工事の状況を見て回りました。「山口の水車小屋」の保存修理工事は、来月、3月下旬に完了する予定ということです。

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