2016年2月24日放送

陸前高田から松崎ひなまつり見学

陸前高田市の仮設住宅に住む人たちがきのう(23日・火曜日)、松崎町の総合福祉センターを訪れ、ひなまつりの雰囲気を味わいました。「松崎ひなまつり」の見学に訪れたのは、松崎町第7区「ふきのとうの会」のメンバーから、震災後つるしびなの作り方を教わるなど交流をしている、陸前高田の仮設住宅に住む人たち13人です。「ふきのとうの会」では、仮設住宅に住む人たちと平成23年6月から陸前高田など沿岸地域でつるしびな教室などを開催し交流してきました。会場には、つるしびな教室に参加した人たちの作品も飾られていて、訪れた人たちは自分たちが作ったつるしびななどさまざまなお雛様をじっくりと見入っていました。またこのあと、訪れた人たちは、二代目カッパおじさんこと運萬治男さんの講演にも耳を傾けました。このなかで、運萬さんは「昔話はかつて子どもたちを寝かしつけるために語られ、おもしろい話や怖い話も存在する」などと昔話について語りました。訪れた人たちは、運萬さんの笑いを交えた語り口調に引き込まれていました。なお一行は、このあと、とおの物語の館などを見学し、帰路についたということです。

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