2016年2月11日放送

ネパールから遠野を視察

ネパールの訪問団が遠野を訪れ、今週月曜日(8日)、青笹町の職業訓練校を視察しました。先週3日(水曜日)から遠野を訪れているのは、エドケーティングネパールのメンバー3人です。エドケーティングネパールは、ネパールのジョロンゲ村(むら)の教育・生計向上・地域づくりのために、ビノさんとアシワドさんが立ち上げた団体です。ジョロンゲ村は、去年4月25日に発生したネパール大地震の震央付近にあるネパールの首都カトマンズから、車で6時間ほど離れた場所にある村で、甚大な被害を受けました。遠野まごころネットでは、去年6月にジョロンゲ村を訪れ、村人と一緒になってがれきの撤去や、仮設住宅の建設を行い、それが縁(えん)で遠野との交流が始まったということです。エドケーティングネパールの3人は、ジョロンゲ村の復興のために、家を建てるための技術を学びたいと、この日、遠野職業訓練校を訪れ、照井文雄校長や、小松喜一前校長から家を建てるために大切な基礎について教わりました。そのあと、遠野木工団地内のさまざまな施設を見て回り、3人は説明を聞きながら写真を撮ったり、木材の材質を確認をしたりしながら、日本の技術に触れていました。3人は、あす12日(金曜日)まで遠野に滞在したあと、東京に移動し、来週15日(月曜日)に帰国する予定ということです。

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