2016年2月9日放送

東北ツーリズム大学

東北ツーリズム大学遠野キャンパスが、先週6日(土曜日)、たかむろ水光園で開かれました。東北ツーリズム大学は、遠野をはじめとする東北地方の農山村で培われてきたさまざまな地域資源をいかしたまちづくりを学び、参加者同士の交流を深める場として、平成16年から、遠野や福島県内の2カ所、宮城県、新潟県の5つの地域で開かれています。今回は「遠野に魅せられた若者達・移住者から学ぶこと」をテーマに開かれ、東洋大学社会学部の学生たちや、遠野民泊協会の会員などおよそ70人が参加しました。初めに、東洋大学社会学部青木辰司ゼミの学生たちが、去年9月に4泊5日で遠野に滞在し、文化や観光などについて調査・検証を行った結果を報告しました。続いて、去年春から遠野山・里・暮らしネットワークを拠点に都市農村交流について研修している法政大学現代福祉学部の近藤弘志さんが、1年間に遠野で得たことについて報告を行いました。最後に県外から遠野に移住し、さまざまな活動をしている3人がパネリストとして登壇し、遠野がなぜよかったのか、遠野に魅せられたものとは何かを、自身の体験を交えて紹介しました。参加した人たちは、遠野ならではの良いところを再認識し、客観的な意見などに興味深そうに聞き入っていました。この東北ツーリズム大学は平成28年度も開かれ、遠野では秋以降に開催される予定ということです。

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