2016年2月5日放送

農業者再生協議会臨時総会

遠野市農業再生協議会の臨時総会が先週金曜日(1月29日)に開かれ、平成28年度産の米や転作作物の作付に関する取り組み方針などを確認しました。その様子が届きましたのでお伝えします。この日の臨時総会には、JAいわて花巻やNOSAI岩手東南部地域センター、遠野市など協議会を構成する団体から8人が出席しました。この日の臨時総会では、4つの議案について審議されました。まず、平成28年産水田農業の取り組み方針案が事務局から示されました。審議の結果、特にも水田のフル活用を推進するために、主食用の米中心の作付から飼料用米など主食用の米以外の米の作付を推進することや、農業者・集落の条件にあった転作作物の作付を推進し、水稲作付面積の維持を目標に不作付地の増加を防ぐこと。今後の地域農業を支える担い手や集落営農について、経営の安定を図るために引き続き育成支援を行うことや、産地交付金の活用による作物の作付を推進することなどを確認しました。この他に、平成28年産米の農業者別生産数量目標の配分ルールについては、平成28年度の経営所得安定対策に大きな変更が無いことから、農業者の営農計画の作成に配慮し継続することを決めました。さらに、農業者別の生産数量目標を円滑に調整するために行う「とも補償事業」を継続し、拠出金単価を10アールあたり7000円とすることも決定しました。なお、この日の臨時総会で確認、決定された内容については、来週(8日・月曜日)からご覧の日程で地区座談会を開き、農業者への周知を行うことにしているということです。

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