2016年2月5日放送

中学生海外派遣交流事業報告会

中学生海外派遣交流事業でアメリカのテネシー州チャタヌーガ市を訪問した生徒たちの報告会が、おととい(3日・水曜日)あえりあ遠野で開かれました。17回目となるチャタヌーガ市への訪問は、国際理解・交流への関心を高め、国際化に対応することができる人材の育成を目的に行われ、これまでに、およそ150人の中学生が派遣されています。今回は、市内各中学校から選ばれた中学2年生9人が、先月8日から18日までの日程で、それぞれの研修テーマを持ちながら現地で学校生活やホームステイなどを体験しました。おとといの報告会には、派遣された生徒の親や海外に興味をもっている市内の中学1年生なども集まる中、主催した遠野市教育文化振興財団・角田幸四郎理事長は「関係各位の協力のもと研修を終え、派遣団は全員無事に帰ってきました。今後も事業を通して世界に羽ばたく遠野人の育成に努めて参りたい」とあいさつしていました。このあと、引率した遠野中学校の菅原秋哉先生は、スライドショーで11日間を振り返り、「向こうの生徒たちも話をよく聞いてくれた。人と関わっていくことの大切さを学びました」と報告しました。このあと生徒一人ずつステージに立ち、それぞれの研修テーマについて報告したほか、感想なども発表しました。生徒たちは、発表の終わりに、遠野市教育文化振興財団をはじめとするたくさんの関係者やホストファミリー、体験入学したCSAS校などに感謝の言葉を述べ、成長した姿で、また新たな一歩を踏み出しました。

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