2016年2月4日放送

高校再編計画案について出前説明会

新たな県立高校再編計画案に関する出前説明会が昨夜(3日・水曜日)緑峰高校で開かれました。昨夜の説明会は、緑峰高校同窓会とPTAが県教育委員会に要請し開かれました。会場には、緑峰高校の同窓会やPTAの会員など56人が参加しました。説明会を前に緑峰高校同窓会の藤井洋治会長が「今夜は、時間の許す限り有意義な話し合いをしていただきたい」とあいさつしました。このあと県教育委員会から新たな県立高校の再編計画案について、学科の改編や学級減の目安、また、統合に伴う校舎制の導入などについて説明があった後、意見交換が行われました。参加者からは「緑峰高校は農業の専門学校であり、少人数の生徒でも、しっかりと技術を持った生徒を育てるために国の財政支援に頼らず県独自で取り組んでみたらどうか」とか、「緑峰高校は産業を興す原点に立った研究開発をし、全国規模で大きな評価を受けていて、商業的な利用にも及んでいる。ITを活用し商業科を拡充する方法を追求すべきではないか」など学校の存続を求める意見が多く出されていました。県教育委員会では、広く意見を求めるためハガキや電子メールなどでパブリックコメントを来週12日・金曜日までに行うことにしていて、地域説明会などで出された意見も踏まえて検討し、さらに意見交換が必要となると判断した場合は、当初の目標であることし3月末を超えることもありうるとした上で、高校再編計画の策定を進めていくということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.