2016年2月1日放送

教育文化振興財団顕賞式 体育協会栄賞表彰式

教育・文化・スポーツなどで功績のあった個人や団体を表彰する、遠野市教育文化振興財団顕賞式と遠野市体育協会栄賞表彰式が、きのう(1月31日・日曜日)、あえりあ遠野で行われました。式には、受賞者やその保護者などおよそ270人が出席しました。初めに教育文化振興財団の角田幸四郎理事長が「今回の受賞を機に、今後、一層活躍されることを期待します」と受賞者を称えました。続いて、教育文化振興財団の表彰となり、教育文化の振興に特に優れた功績を挙げた個人・団体を表彰する遠野市民文化賞には、ロナルド・アラン・モースさんが選ばれ、代理人に賞状が手渡されました。モースさんは、昭和50年に遠野物語を英訳し、その後、平成22年の遠野物語発刊100周年記念事業でも国内外に情報を発信するなど大きく貢献したことから受賞の栄誉に輝きました。また、教育文化特別奨励賞には、遠野中学校1年の長山美空さんが岩手県少年空手道選手権大会の中学1年生女子個人組手の部で優勝したことから選ばれました。このほか、ことしは、教育文化奨励賞の、一般の部、児童生徒の部と、財団活動貢献賞に、合わせて56個人22団体が選ばれ、角田理事長から賞状が贈られました。<ON表彰少し見せる>引き続き、遠野市体育協会に加盟する個人・団体のうち、スポーツ振興に功績のあった市民に贈られる遠野市体育協会栄賞の表彰式が行われ、特別功労賞は、市体育協会の会長を歴任し各町の体育協会の組織強化に尽力したとして、菊池民彌さんが受賞しました。また功労賞は、長年、遠野市の空手道競技の普及・発展に貢献してきた、菊池康さんに贈られました。このほか栄光賞5個人2団体、優秀指導者賞5個人に、それぞれ賞状が贈られました。表彰のあと、受賞者を代表して、教育文化奨励賞を受賞した、市内のイベントで音楽プロデュースに携わる新田光志さんが謝辞を述べました。続いて第2部では、活動成果の発表があり、栄光賞を受賞した空手道の世界大会優勝経験を持つ在本幸司さんが空手の形を披露しました。会場に集まった人たちは、受賞者を称えて大きな拍手が送られていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.