2016年1月26日放送

いわて国体スピードスケート濱田芽生子選手

あす27日にいわて国体冬季大会が開幕します。遠野市出身でスピードスケートに出場予定の濱田芽生子選手に国体に向けての意気込みを聞きました。スピードスケート競技に出場するのは松崎町出身で県立大学2年の濱田芽生子選手です。濱田選手は、トップアスリートの輩出を目指すいわてスーパーキッズの1期生として活動する中で中学生のときにスピードスケートを体験したのがきっかけで競技を始めたと言います。スケートの強豪、盛岡農業高校在学中は一年の時から国体などに出場し、最後のインターハイで入賞できなかったことで「このままでは終われない」と思い、大学でもスピードスケートを続けることにしました。国体にはこれまで4回出場し、去年のぐんま国体では成年女子1000メートルで6位入賞を果たしました。いわて国体では成年女子500メートルとリレーに出場予定です。500メートルの自己ベストタイムは41秒11。武器はスタートダッシュで、第一コーナーに入る前にスピードに乗りゴールまで滑りきる粘りのスケ―ティングが持ち味です。国体では都道府県の総合順位は各競技の順位を得点化して決めるため、濱田選手は、タイムではなく上位に入ることを目指し、課題である最後の直線での粘りの強化に重点を置き練習に励んでいます。岩手県・そして遠野の代表としての誇りを胸に、お世話になった人たちへの感謝の気持ちを、1つでも上の順位に入るという形で表わそうと濱田選手は氷上で躍動します。

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