2016年1月19日放送

遠野語り部による特殊詐欺物語

遠野語り部による特殊詐欺物語の語りが先週金曜日(15日)、あえりあ遠野で行われました。この語りは、マイナンバーなどの特殊詐欺の話を方言で語り、高齢者の特殊詐欺に関する知識を深め被害防止につなげようと遠野警察署が遠野市老人クラブ連合会のリーダー研修の中で行いました。語り部は、市内の観光施設などで昔話の語り部を行うほか遠野地区少年警察ボランティア協会の会員も務めている菊池タキさんが務めました。この日は、オレオレの話や還付金の話など特殊詐欺物語として5話が語られました。このマイナンバーに関する詐欺について遠野警察署生活安全課の柾本課長から注意点の説明がありました。集まった老人クラブ連合会のメンバーは、注意することなどについて熱心に話を聞いていました。なお、警察によりますと去年1年間、県内で発生した特殊詐欺件数は77件で、およそ2億8600万円の被害額が発生していて、このうち遠野市内では2件、およそ1800万円ということです。特殊詐欺についての問い合わせは、遠野警察署までお願いします。

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