2016年1月14日放送

ワンデイシェフinちょボラ

緑峰高校の生徒たちが、きのう(13日・水曜日)緑峰高校産の食材を活用した料理を作り、地域の人たちに提供しました。中央通りにある、市民のボランティア活動の拠点「ちょボラ」では、障がい者の活躍する場を増やし、地域の人たちとの交流を深めてもらおうと、去年5月から毎週水曜日に、様々な人たちがシェフとなり、独自のランチを提供する「ワンデイシェフ」が行われています。きのうワンデイシェフを務めたのは、緑峰高校の生産技術科2年食農班の8人です。生徒たちは、自分たちの高校で育てた食材や、遠野産の食材を使った料理を作ろうと、去年11月に、市内で農家民宿を営む大森友子さんの家を訪れ、大森さんからアドバイスを受けながら、メニューを考案しました。きのう、生徒たちが作ったのは、おにぎらずやサラダなど6品です。「おにぎらず」には、遠野名物のジンギスカンのほか、緑峰高校産のあきたこまちと遠野伝統野菜「早池峰菜」の根を使ったピクルスがアクセントとして包み込まれ、ボリューム満点です。また、野菜サラダには、この早池峰菜を使用したソースが添えられました。地域の人たちに喜んでもらおうと、生徒たちが心を込めて作ったランチ。販売開始とともに、心待ちにしていた地域の人たちが、続々と訪れていました。ちょボラのメンバーは、緑峰生たちが作った「おにぎらずランチ」を手際よく運んでいました。用意した20食分は完売。生徒たちの初めての試みは大成功をおさめました。ちょボラの高橋洋子所長は「若い人たちが来てくれることでまちなかが華やかになる。地域に根ざした活動をこれからも続け、ワンデイシェフをぜひ次の学年にもつなげてほしい」と高校生の参加を喜んでいました。

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