2016年1月13日放送

総合計画等市民説明会始まる

第2次遠野市総合計画等(とう)市民説明会が昨夜(12日・火曜日)から始まりました。この説明会は、去年12月の市議会定例会で議決となった第2次遠野市総合計画などについて遠野市から市民に説明し、今後10年間のまちづくりの政策や施策の理解を深めてもらおうと開かれています。初日となった昨夜は、宮守町達曽部地区と附馬牛町で開かれました。達曽部地区では、21人が参加し、市の職員から第2次遠野市総合計画の概要や健全財政5カ年計画などについて説明を受けました。続いて行われた質疑応答で、人口減少を止める一丁目一番地として少子化対策が大事では、という声に市は、遠野には、児童館・児童クラブが無料で利用できるというほかには無いような特性があり、さらに色々な部分で子育て施策を推進していきたいと答えていました。また、橋の名前を表示する板などが盗まれている事件が県内で発生している中、遠野市内ではどうなのか質問が出ました。これに対し、市は、市道については現在調査中とし、宮守町鱒沢の沢田橋の橋名板など遠野市内の国道・県道5カ所で被害が出ていると答えていました。一方、附馬牛町の説明会には、12人が集まりました。参加者からの意見・提言で、診療所が休診となり路線バスも一部廃止となってデマンド化しているが今後の方針の説明を求める声が出ました。これに対し市は「バスの利用者の減少が赤字が増える原因となっている。曜日変更など検討しているが、これ以上増やすことはできない。ダイヤ改正についても全体の利用者ニーズを踏まえると現状が最良と考えている」と答えていました。また、農業政策が寂しいように感じたという声に対し市は、ピーマンが1品目で1億円の生産額を達成しそうな状況で、アスパラガスも伸びている。これら2品目については、特に力を入れたい。また、附馬牛町のキャトルセンターが27年度で除染作業終了となり、28年度からは荒川牧場でも放牧が可能となることと合わせてキャトルセンターの利用も本格化したいなどと答えていました。なお、この説明会は、今月22日・金曜日まで市内11カ所で開かれることになっています。次回は、あす14日・木曜日の午後6時30分から綾織地区センターと土淵地区センターとなっています。

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