2016年1月11日放送

成人を祝う会

成人の日のきょう(11日・月曜日)、松崎町の総合福祉センターでは、恒例となった「成人を祝う会」が開かれました。この成人を祝う会は、成人となった障がい者や家族にお祝いの場を設けようと、遠野市社会福祉協議会がおととしから開いています。ことしは、新成人に該当する人はいませんでしたが、祝う会を継続しようと開かれ、障がい者の家族や「遠野市手をつなぐ育成会」の会員など、およそ50人が出席しました。祝う会で遠野市社会福祉協議会の臼井悦男会長が「今後も絆を深めあい、交流を続けていきましょう」とあいさつしました。このあと、遠野ひまわり基金法律事務所の大沼宗範所長が「20歳成人になるということは」と題して講演を行いました。この中で大沼さんは、法律上、未成年が親などの法定代理人の同意なく何かの契約をした時は取り消すことができるが、20歳に達すると責任が生じるなど、未成年と成年の違いなどを説明しました。集まった人たちは、成人の規定や責任などについて学んでいました。社会福祉協議会では、来年以降もこの会を継続していくということです。

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