2016年1月8日放送

小正月行事

松崎町で行われた地域の子どもとお年寄りによる小正月の伝承行事を通しての世代間交流と、白岩保育園で行われた「新年子どものつどい」の話題を続けてお伝えします。松崎町の小正月伝承行事には、松崎と白岩の保育園の園児や児童、そして遠野中学校の生徒150人が集まりました。初めに、餅つきやみずき団子とまゆ玉作りが行われ、子どもたちは、老人クラブのメンバーに教わりながら楽しそうに作業を進めていました。その後、高さが4メートルほどのみずきが置かれたホワイエに移動し、自分たちで作ったみずき団子とまゆ玉を、お年寄りたちの手を借りながらみずきの枝に丁寧に飾りつけました。飾り終わったみずきを前に祝詞(のりと)が読み上げられ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家内安全を参加者全員で願いました。きょうは、ほかにも総合福祉センター前で、田んぼに見立てた雪の上に松の枝を差し込んで豊作を祈る「お田植(たう)え」や、農作物をカラスの被害から守ろうと願う「烏(からす)よばり」、そして、交流会も開かれました。なお、きょう飾り付けたみずきは、来週14日(木曜日)まで総合福祉センターで飾られているということです。

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