2016年1月6日放送

遠野市市勢振興功労者等表彰式

市勢発展に貢献のあった個人団体を表彰する、市勢功労者等表彰式が、きのう、(5日火)あえりあ遠野で行われました。表彰式には、受賞者をはじめ市内の各団体、地域の代表者などおよそ160人が出席しました。はじめに本田市長が、「地域資源を生かした街づくりで少子化や高齢化などの課題に対応し市勢発展に努めていきたい」と式辞を述べました。このあと、市勢の発展に貢献のあった61個人・12団体に、表彰と感謝状の贈呈が行われました。このうち、市勢の振興と公共福祉の増進に尽くしたとして市勢振興功労者表彰を受賞したのは、東京都の鶴田光雄さん、小友町の浅倉俊平さん、松崎町の貴田岡博史さんの3人です。東京都の鶴田光雄さんは、遠野市の発展や災害支援に役立ててほしいと平成18年度からこれまで1億円以上を寄付し、寄付金は、被災地の後方支援事業や、わらすっこプラン推進事業などに有効に活用されています。小友町の浅倉俊平さんは、平成8年から遠野市土地改良区理事に就任し、平成16年から平成24年まで理事長を務め、市の産業振興に貢献してきました。松崎町の貴田岡博史さんは、医師として昭和60年から30年間、寝たきり高齢者の訪問診療を続け、高齢者サービス調整チームの設置など医師体制の充実を進め、地域医療に貢献しました。また、市勢の振興発展に関わり、市民の模範となる人を表彰する特別表彰は、遠野地区交通安全母の会連合会の会長をつとめた、土淵町の菊池芳子さんなど3人が受賞しました。出席した人たちは、受賞者の永年の功労をねぎらうとともに、今後の市勢発展へ尽力しようと誓いあっていました。

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