2016年1月5日放送

いわて農林水産躍進大会

今年度のいわて農林水産躍進大会が先月(12月)、盛岡市で開かれ、遠野市内から1個人1団体が表彰されました。その様子が届きましたのでお伝えします。この大会は、意欲ある担い手の育成と地域の特性を生かした産地づくりを推進し、活力とうるおいにあふれた地域づくり活動や生産者の経営意欲を奮い起こすことを目的に、いわて農林水産振興協議会と岩手県が開きました。今年度の大会には、県内の農林漁業者や中山間地域などの集落の代表者など、およそ1000人が参加しました。表彰では、スペインの伝統野菜であるパドロンを、遠野の新しい特産物「遠野パドロン」として販路と生産を拡大しながらブランド化に取り組んでいる吉田敦史さんが、いわて農林水産振興協議会会長表彰の個性ある「地域づくり」賞の農業部門で表彰されました。また、いわて中山間賞で集落が一体となった農地管理や地域の子どもたちへの文化伝承活動、さらに地域の新たな特産物として畑わさびの栽培規模の拡大を目指して活動している、附馬牛町の小出集落が表彰されました。大会ではこの他に、緑峰高校生産技術科の6人の生徒が、遠野早池峰菜の栽培と普及について事例発表を行い、地域の特産化に向けた栽培や商品開発の研究について紹介したということです。

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