6月23日放送分

遠野松崎蓄電所竣工式


東北で最大規模となる蓄電所「遠野松崎蓄電所」が松崎町光興寺に完成し、きょう竣工式が開かれました。この蓄電所は電力供給における発電量と消費量のバランスを調整し、安定的な供給につなげる役割を果たすもので2年半かけて整備されました。およそ3,000平米ある敷地内には大型の蓄電池が19基設置されてあり、発電容量は14.5メガワットとなっています。また太陽光や風力など再生可能エネルギーを活用した発電は、天候に左右されやすく出力が変動しやすいことから蓄電所が効率的に電力を蓄え、必要なときに供給する効果も期待されています。きょうの竣工式には出資・設計・施工を行った企業の代表のほか、多田市長をはじめとする市の関係者も出席し、蓄電所の竣工を祝いました。祝詞奏上や玉串奉奠などの神事がおこなわれたあと、主催者を代表して世界各国でクリーンエネルギー事業を展開するバンプーネクストのスミティポンCEOが、「電力供給の安定化や再生可能エネルギーの統合促進、地域の脱炭素に向けて貢献していきたい」とあいさつしました。なお遠野松崎蓄電所は来週6月30日・月曜日から運転が開始される予定です。
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