
47回目となる東北馬力大会馬の里遠野大会が、宮守町の柏木平優遊広場特設会場で2年ぶりに開かれました。この大会は、かつて遠野で盛んに行われた馬搬の知識と技能を保存・継承するための実践的な学びの場であり、伝統的な馬事文化を内外に広めていこうと開催されました。大会長をつとめる多田市長は開会式で、「去年はやむを得ず大会を中止しましたが、その分職員と関係者が十分に準備をしてきました。皆さんと共にきょうを迎えられて心から感謝を申し上げます」と、あいさつしました。競技は、階級ごとに225キロから900キロまでの重りを積んだソリを馬が引っぱり、大小2つの障害を乗り越えゴールするまでのタイムを競います。2年ぶりとなる今大会では馬への負担軽減のため、前回に比べ積載重量を70キロほど減らしたほか、直線コースは20m短い全長130mとなりました。そしてコース上の障害も35センチほど削ってあります。また大会では出場する馬に対して、ムチや手綱、手足で叩くなどケガを負わせる恐れがある行為を全面的に禁止しました。訪れた人たちは県内外から出場したのべ17頭の馬たちが“人馬一体”となって障害に立ち向かう姿に、拍手や声援を送っていました。そして最終レースの「一流馬班」では、今大会最大となる900キロの重りを積んだソリを馬たちが力いっぱいに引っぱり、会場を盛り上げました。なお、快晴のもとで開催された今大会にはのべ3,700人が訪れ、大迫力のレースを楽しみました。