10月29日放送分

第44回全東北・北海道防具付 空手道選手権大会


第44回全東北・北海道防具付空手道選手権大会が今週日曜日に市民体育館で開かれ、遠野の選手が活躍を見せました。6年ぶりに遠野で開催されたこの大会には、東北地方の未就学児から大人までの幅広い年代の選手およそ180人が出場しました。開会式では、開催地である遠野市の太田偉智選手と菊池しほ選手が選手宣誓を行いました空手道の競技は敵との攻防を想定して一連の動作を演じる「形」と、頭と胴体に防具を着けて1対1で戦う「組手」に分かれています。大会では選手たちがそれぞれの家族や仲間から声援を受けながら試合に臨み、熱戦を繰り広げていました。このうち男子個人組手では、小学4年生の部の決勝で遠野の谷藤州選手と立花岳斗選手が対戦し、谷藤選手が見事優勝を果たしました。また、中学生50キロ以下の部では選手宣誓を務めた太田偉智選手が優勝しました。そして一般の部に出場した遠野の鈴木秀人選手はキレのある突きや蹴り技で次々と勝利を掴み、男子個人の形と組手の両方で優勝を飾ったほか、男子団体組手では遠野選手の活躍もあり岩手チームが初の優勝に輝きました。地元開催となったことしの全東北・北海道防具付空手道選手権大会は、遠野の選手たちが優秀な成績を収め幕を閉じました。
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