4月24日放送分

グローバルビジネスのリアルを学ぶ@台中 報告会


市内に住む高校生が台湾でのインターンシップを終えその報告会が、今週月曜日(22日)市役所とぴあ庁舎で開かれました。台湾でのインターンシップは、市内在住の高校生を対象に海外での就業体験を通して地域や世界の未来を創造することのできる人材を育成しようと昨年から実施されています。この日はインターンシップに参加した遠野高校や緑峰高校、釜石高校の生徒6人が多田市長や学校関係者などを前に活動の成果を報告しました。参加した高校生たちは「遠野の地域資源をアップデートする」をテーマに台湾に派遣される前には、市内の店舗で地域課題について調べる活動に取り組みました。そして先月3月19日から29日の日程で、台湾の台中市にある高級スーパーマーケット裕毛屋の店舗や食品工場で就業体験を行いました。報告会で高校生たちはこの体験から得た学びや地域課題解決に向けた取り組みの提案などを発表しました。報告を聞いた多田市長は「みんなが自分で動いていろんなことを経験してきたことがわかる発表でした。これからもチャレンジして自分で開拓してください。」と高校生たちの活躍に期待を寄せていました。報告会の最後にはインターンシップに参加した高校生ひとりひとりに多田市長から修了証が手渡されました。台湾に派遣され異文化の中で生活することや就業体験をした生徒たちは進路など将来について考える貴重な経験となった様子でした。
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