|
〜民泊のあたらしい仲間づくりを目指して〜
グリーンツーリズムという言葉をはじめて聞いたのは、10年前のこと。
都市と農村の人々が対等の関係で交流することで、都市の人たちは元気になって帰るし、農家も集落も元気になるのがグリーンツーリズムです。
そんな魔法のようなことがあるのなら、面白そうだからやってみよう、ということで、仲間たちとワーキングホリデーという形で取り組んできました。
ワーキングホリデーというのは、都会からやってきた人たちが、農家に寝泊りして一緒に働く、というものです。夜は一緒にご飯を食べながら語り合います。そうやって何日も何回も滞在してもらうことによって、農家の暮らしぶりや農業という仕事のあるがままの姿を知っていただけるようになりました。
最初は知らない人たちを家に泊める、ということに家族も私も抵抗感がありました。けれども、それは杞憂でしたし、何度も受け入れを繰り返しているうちに、国内外のあちこちに新しい友人ができました。気の置けない友人や知り合いができる、というのはなんと贅沢で素晴らしいことでしょう。交流の醍醐味はここにある、と思いました。
こんな経験を、ひとりでも多くの人たちに味わってもらいたいと思います。
幸い、遠野市は武蔵野市とのホームステイによる交流をはじめ、いろいろな形で交流事業を行なっています。
そこで、ホームステイの受け入れをしたことのあるお宅、いままで受け入れはやったことはないけれど興味のある方々、ワーキングホリデー受け入れの農家などなど、新遠野市の仲間たちを募り、グループを結成して交流の輪を市民の力で一段と広げたいと思います。
都会の家族と交流する。大学生と交流する。年輩の同世代の人たちと交流する。修学旅行の子どもたちと交流する。いろいろな交流の楽しみが広がっています。
グループの名前を『遠野民泊協会』と名づけました。「民泊」の「民」は市民の民、農家ばかりでなく、市民みんなでホームステイの輪を広げたいと思います。ぜひ仲間になってともに交流の輪を広げていきましょう。
2006年2月28日
会長 糠森 隆
|