ワーキングホリデーって何?
 

ワーキングホリデー
■ 農家の居候体験
遠野では農家の居候体験が出来る「農村ワーキングホリデー」(以下『ワーキングホリデー』と略)というシステムがあります。ワーキングホリデーとは、参加者は農家に寝泊りする、滞在中は家族の一員として、仕事や家事を手伝う。三食を共にする。空き部屋あるいは離れが寝室して提供される。両者間には金銭のやり取りがない。参加者はたいてい個人、年齢、職業、居住地は様々というものです。受け入れ側のメリットとして、労働力の提供だけでなく、金銭のやり取りがないので、気を使わず、交流の輪が広がり、友達作りが出来るといったところにあります。また、都市住民から見た農村の魅力のひとつにいわゆる「癒し」があり、都市住民は田舎に来て、その変哲のない環境に癒されています。このような地域に居候し、お互いにとり多くの「元気パワー」をもらうことを可能にしたのがワーキングホリデーというものです。

■ 農家が第2の家族に
遠野のワーキングホリデーの特徴としては、一人の参加者の滞在期間が比較的長いことが挙げられます。
ワーキングホリデーの人日を参加者数で割った平均滞在期間(日数)は、平成15年度の9月で5日/人、平成16年度の3月までで4.2日/人となります。
このように滞在期間が長いのは、遠野のワーキングホリデーでは、初めて出会った参加者と農家の緊張感を伴った関係が、それを乗り越えた深い交流に至ることにより、第二の家族とも言えるような仲の良い関係になることを目指しているからです。
そのためには、最低でも3泊から4泊の期間は必要なのです。そこで育んだ交流はワーキングホリデー後も続き、リピーターとなる参加者を増やしています。
そしてこのような交流が、遠野の地域づくりのサポーターづくりを実現しています。

■ 非日常の魅力
ワーキングホリデーの期間中、参加者は3、4日から一週間、農作業を手伝い、受入農家と寝食を共にしています。
農作業を中心とした日々は農家にとっては日常的なことですが、参加者にとって美しい田園風景や自然と素朴で暖かい遠野の人々との ふれあいは、都市生活では体験できない非日常的な出来事であり、多くの感動を与えています。
参加者から受入農家に宛てた手紙、FAX、Eメールにはその感動がつづられており、その後の交流につながっています。
参加者は学生が多い傾向ですが、定年後の新しい余暇の過ごし方としての年配の方々も多くいます。


■ ワーキングホリデーで何をするのか?
ワーキングホリデーに参加した場合、どこの農家でどのような農作業を手伝うのかは、時期によって変わります。例えばリンゴ農家であれば、春は摘花(花摘み)、人工授粉、その後は摘果(枝を保護するために余分な果実を取る)、葉摘み(果実が日陰にならないように余分な葉を取る)、9月〜11月には収穫、選別といった作業を手伝うこととなります。
 参加者の1日の過ごし方の例としては、レタスやキャベツの栽培農家の8月の収穫期であれば、午前3時に起きて、4時頃から収穫、その後朝食を食べてから一旦就寝、午後からは草刈りといった流れで過ごします。食事も、基本的に家族と一緒の食卓で取るので、まさに農家の家族としての生活を経験することとなります。


■ 受入農家はどんなところ?
受入農家は、参加者を農作業の単なる労働力として捉えているのではなく、交流をしたいと方がほとんどです。また、受入農家は遠野のごく普通の農家さんです。
受入農家によって、年中作業があるところ、期間が限定しているところがあるので、参加者と農家お互いの条件をマッチさせることが必要なのです。その役割を果たしているのが、本NPO山里ネットであります。


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