標準語 遠野言葉 使い方
ながしば
(流し場)
みずや (みずや)の甕さ水を汲む
(流し場の甕に水を汲む)
ながし
(流し元)
はすりめぁ (はすりめぁ)で芋洗う
(ながしで芋を洗う)
なかま
(仲間・友達)
しょども おらだづの(しょども)さかだれ
(俺たちの仲間に入れ)
なかまはずれ
(仲間外れ)
はぐる 喧嘩して(はぐら)れだ
(喧嘩をして仲間外れにされた)
なきむし
(泣き虫)
なぎべちょ・なぎびちょ (なぎびちょ)とは遊ばねぇ
(泣き虫とは遊ばない)
なぐる
(殴る)
ぶなぐる そんただば(ぶなぐる)そ
(そんなだと殴るぞ)
なげる
(投げる)
ぶなげる そいづこっちさ(ぶなげで)よごせ
(それをこっちに投げてよこして)
なつく
(懐く・頼る)
からまる ずさまにばり(からまる)
(お祖父さんにばかり甘える)
なまけもの
(怠け者・面倒くさがり)
せっこぎ・せやみたがり あいづぁ(せっこぎ)だ
(あいつは怠け者だ)
なまける
(怠ける)
せやみ-こぐ 今日も(せやみ-こぐ)がな
(今日も怠けるかな)
なや
(納屋・物置)
こや・きごや (こや)がら物出してけろ
(納屋から物を出してきてくれ)
なんぎ
(難儀)
うざね・うざねっこ とんでもねぁ(うざね)する
(とんでもなく難儀する)