■2010年3月1日放送
大津波警報で遠野市が支援拠点に |
南米チリの巨大地震に伴う大津波警報の発令できのう市内にも緊張が走りました。青笹町の運動公園には警察の機動隊が集結するなど津波災害に備えた後方支援拠点としての態勢が敷かれました。大津波警報が発令されたのはきのうの午前9時半過ぎでした。気象庁の発表では三陸沿岸に3メートルを超える津波が押し寄せるとの予測が示されました。これを受けて市では警戒本部を設置し情報収集を続けるとともに沿岸地域への支援に向けた態勢づくりに入りました。一方、青笹町の運動公園には津波到達予想時刻とほぼ同じ時間に県警の機動隊が到着し津波被害の発生に備えました。また、運動公園には東北電力の災害復旧隊も集結したほか、県の防災航空隊からヘリコプターの燃料も持ち込まれました。今回のこうした対応は運動公園が沿岸各地と内陸とを結ぶ重要な拠点となることを各機関や団体から認識されていたからにほかなりません。運動公園はこれまでに行われた県や自衛隊の訓練を通じて、後方支援拠点としての地理的優位性を示してきました。今回の津波では人命にかかわるような被害は出ていませんが、市内に支援部隊が集結したことは遠野市が津波災害に対し重要拠点であることをあらためて証明する形となりました。市では今回の対応を示しながら地震津波災害に対する後方支援拠点の整備を県や関係機関に働き掛けていくことにしています。 |