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2008年7月25日放送

次世代に伝える「原爆パネル&写真展」

とぴあ1階の催事場では、きょうから次世代に伝える原爆パネルと写真展が開催されています。原爆パネルと写真展は、広島と長崎に落された原爆の実態や戦争の悲惨さを訴え、平和の尊さを後世に伝えることを目的にきょうからはじまっています。会場となっているとぴあ1階の催事場には、広島に落されたものと同じ型の原子爆弾や爆心地からおよそ5kmの仮収容所で手当てを受ける少年兵の写真などが展示されていて、目を覆いたくなるような当時の悲惨な様子とともに平和の尊さが伺えます。また、来週29日の午後1時30分からは、被爆者の体験講話も予定されています。次世代に伝える原爆パネルと写真展は、今月31日までとぴあ1階の催事場で、8月1日から5日までは、宮守mm1で開かれています。

戦時中の貴重な体験を次世代へ伝えようと「戦中・戦後を語り継ぐ会」が綾織地区センターで開催されました。この語り継ぐ会は、戦中・戦後の苦しい生活体験など貴重な体験を、次世代への贈り物として事実を収集し、記録に残そうと遠野市老人クラブ連合会が主催しておこなっているものです。6回目を迎える今回は市内の老人クラブの会員およそ90人が参加しました。このうち講話では「わたしの戦争体験」と題して土淵町の阿部健一郎さんが、マリアナ沖海戦などについて話したほか前岩手県老連副会長の菅原千代子さんが「子や孫へ語り継ぐことの大切さ」と題して悲惨な戦争体験や苦しい生活体験を話しました。なかでも、菅原千代子さんの講話では、教え子が野菜をリヤカーに積んで野菜売りを行った帰りにリヤカーに乗せてもらったことがうれしかったと話していたことや、少年航空兵の遺書で、母を思い慕う文章がしたためられていたことなどを話すと、会場では目に涙を浮かべながら講話を聞く人たちもいました。また阿部健一郎さんは「海戦では船が沈むと海に浮かんだ遺品しか回収できなかった。同郷の人が沈んでいく船に乗っているのがわかっていても何もできない。このような戦争は二度と起こしてはならない」と話していました。参加した人たちは講話を聞きながら語り伝えることの大切さを感じているようでした。