毎年恒例となった遠野納涼花火まつりの開催まで、あと一ヶ月となりました。花火の製造と打ち上げをしている宮城県の若松煙火製造所を訪ねました。若松さんの工場には、今年も各地で打ち上げる花火がたくさん並んでいました。取材に伺ったこの日は、スターマイン用の玉込めが行われていました。スターマインには、打ちあがった時、シュルシュルと蜂のように飛び回るものや、バリバリと音が鳴るものなどさまざまありますが、それらは、打ち上げ玉の中に入れる「星」というものによって演出ができるそうです。スターマインは短い時間で大量の玉が打ち上げられ、最近では花火大会の花形プログラムとも言われていますが玉の一つ一つは全部、職人の手づくりなのです。別の部屋では、花火作り最後の工程、玉貼りが行われていました。玉貼りは玉込めしたものにクラフト紙を貼る作業です。一見、簡単そうに見えますが、玉の大きさによって、紙の幅や貼る回数も違うそうでたて、よこ、ななめと均一に圧力がかかり空中でまんまるの花火が開くようとても重要な作業です。一つ一つが職人手づくりの花火は、手作りだからこそ二度と同じものがあがらないのだといいます。いくつもの工程を経て遠野の夏の夜空に打ち上げられる花火。花火を観るときは、職人の思いなども重ねてみてはいかがでしょうか。さて、遠野納涼花火まつり実行委員会では、現在、皆さんからの協賛金を募っています。遠野納涼花火まつりは8月15日金曜日、午後7時から早瀬川河川グラウンドで開かれます。 |