■2008年6月20日放送
仙臺屋(中央通り)国の有形文化財指定告示 |
国の文化審議会はきょう、中央通りに店を構える仙臺屋敷地内の建物、合計6棟を国の登録有形文化財とするよう文部科学大臣に答申しました。登録が認められれば、市内でははじめての民間所有物件となります。登録有形文化財は、歴史的建造物を利活用しながら緩やかに保護するのが狙いで、築50年以上のものが対象となっています。文化審議会はきょう、新たに170件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申しました。答申された仙台屋敷地内の建物は明治時代に建てられたもので、店舗兼主屋は、平成18年に区画整理のためおよそ4メートルを曳き屋しましたが、一部の復元的改修を行っただけで従来と変わらない外観と内部をとどめています。伝統的な建物が姿を消してゆく中、遠野の町家の屋敷構成と内部の間取りを留め、現在に伝えていることが評価されています。また常居は吹き抜けになっていて、2階の通路を兼ねた踊り場が片持ち梁で空中にせり出し、箱階段が登るしつらえは、卓越した町屋の意匠であると評価されています。登録が予定されている物件は、仙臺屋の店舗兼主屋、旧穀蔵、旧籾蔵など6棟となっています。官報の告知を経て登録有形文化財となります。 |