平成22年の完成を目指して現在、工事が進められている遠野第二ダムでは、これから、ダム本体の工事が本格的にはじまることからきょう、関係者が出席して定礎式が執り行われました。定礎式に先立ち参列者などを祓い清める式が行われ、南部神社の金田一宮司が祝詞や玉ぐしを捧げました。きょう行われた定礎式は、ダムの本格的な築造に際し、礎石をそなえて建物の安泰と工事の安全、周辺地域の永続的な安定を祈願するもので、ダム工事では、一番神聖な儀式とされています。きょうは、参列した関係者のほか地域の人たちなども会場に足を運び定礎式を見守りました。達増知事の式辞が読み上げられ工事の経過報告が行われると、木遣り唄にあわせて工事関係者らによって礎石が運び込まれました。続いて「鎮定の儀」、「斎槌の儀」、「埋納の儀」などが厳かに行われ、ダム堤体の悠久の堅固なることを祈願しました。礎石の埋納にあわせて地権者によるくす玉の開放もおこなわれ、参加者全員が万歳三唱で定礎を祝いました。遠野第二ダムは、県が総事業費135億円をかけて来内川上流の遠野町九重沢付近に建設するものです。洪水から身を守り、必要な水を確保するための役割を果たすことになります。ダムの形式は、貯水池からの水圧をダムの重量で支える重力式コンクリートダムでダムの高さは23mになります。完成は、平成22年となっていて、県土整備部所管の県営ダムの中では、最も小さな規模となります。 |