遠野さくらまつりのメイン行事、南部氏遠野入部行列が3日、土曜日、市内の目抜き通りで行われ、詰め掛けた市民や観光客が江戸時代のお国入りを再現した歴史絵巻を楽しみました。2日に行われた宵宮祭と4日の南部神社例大祭の様子と合わせてお伝えします。南部氏遠野入部行列は、今からおよそ380年前に八戸南部氏で第22代の直義が八戸から遠野へ移ることを命じられ、およそ200キロという長い道のりを経て遠野郷にお国入りした時の様子を再現するものです。会場では、はじめに出発式が行われ、入部行列の無事を祈願する神事が執り行われると、総勢200人を超える行列は、「いざ出立」という合図とともに、蔵の道ひろばを出発。南部ばやしや遠野太神楽の笛や太鼓の音が鳴り響く中、本田市長が扮する藩主直義が槍持ちや弓持ちなどを従え、市内の目抜き通りを練り歩きました。直義の前には、女殿様として知られた清心尼公が腰元や局を引き連れて練り歩き、今年は緑のふるさと協力隊の樋口真衣さんがその役を務めました。そして、今年の成人式で実行委員長を務めた菊池浩彦さんも家老役で参加しました。今年の入部行列には、八戸南部氏第22代の直義が生まれた青森県八戸市大館地区から平成17年から引き続き新田城まつり運営委員会のメンバーも参加し、およそ250人の行列となりました。詰め掛けた観光客や市民は、華やかな行列の様子にカメラをむけたり、手を振ったり古式ゆかしい歴史絵巻を楽しんでいました。また、午後からは蔵の道ひろばで郷土芸能共演会が開かれ、駒木しし踊りや涌水神楽保存会など5団体がそれぞれ演目を披露し、会場を盛り上げていました。
東舘町の南部神社では、先週金曜日、4日に行われる例大祭の成功を祈る宵宮祭が行われました。この中で、詩吟や神楽の奉納などが行われました。そして、きのう、南部神社の例大祭が行われました。境内では、遠野市内の五穀豊穣や家内安全などを祈願する神事が行われました。その後、郷土芸能共演会が開催され、市内のしし踊りや神楽の他、大槌町の城山虎舞、住田町の五葉山火縄銃鉄砲隊も参加し、境内で奉納するとともに会場を盛り上げていました。 |