たかむろ水光園内にある曲がり家の茅葺き屋根の補修作業が完了し、8日、土曜日、関係者を招いて落成式が行われました。たかむろ水光園の曲がり家は昭和56年に移築されたもので、同時に立てられたトイレも茅葺き屋根が古くなって痛み、崩れてきたことから、この度、汀建設に改修工事を依頼し実際の作業は青森県の上野建設が担当、遠野職業訓練校の生徒も入って茅の葺き替え作業を行ってきました。工事は今年の10月に着工し、11月の末には母屋が、12月頭にトイレの改修が終わり、8日、土曜日にめでたく落成式を迎えました。式に先立ち、はじめに神事が執り行われた後、遠野に古くから伝わるしきたりを再現しようと臼、杵、米、馬が曲り家を3周し、人と馬の無病息災を願う「館めぐり」が行われました。つづいて、曲り家の住居部分4隅で4人が一斉に炊きかけのご飯を食べその速さを競う「すまっこ飯」が行われ、「家の隅々まで食うに困らない」といった意味を込めて家内円満五穀豊穣を願っていました。また、会場では落成式のオープニングを土淵しし踊りの舞で飾ったほか、関係者による餅まきなども行われ、子どもからお年寄りまでが参加して地域全体で曲り家の落成を祝っていました。尚、遠野市では向こう9年間をかけて、市内の28ある茅葺きの施設を修復していくこととしています。 |