正規雇用拡大の必要性について働きかける県南ブロック雇用労働フォーラムがきのう、遠野を会場に開かれました。このフォーラムは、派遣や契約、アルバイトなど非正規雇用の課題と地元就職の優位性についてなど事例を紹介しながら、地元の企業に対して正規雇用の拡大を働きかけるとともに、労働者と使用者に共通の認識を持ってもらおうと開催されました。きのうは、ジョブカフェいわてセンター長の海野俊也さんによる基調講演会とパネルディスカッションが行われました。基調講演は、『正規・非正規雇用の現状と課題』本当の意味で格差が生じるポイントと題して行われました。海野さんは、日本での格差がどの位広がっているかや正規雇用と非正規雇用を比べた生涯賃金の差など、社会全体、企業や本人、国内各地の状況を紹介。報酬だけでなく経験についても認められ方が違ってくることや、非正規雇用のままでは、住宅や教育、老後生活資金などの投資行動ができず人生設計が描けないともはなしていました。また、この現状だからこそ非正規雇用問題の取り組みの先に地域活性化があると、学校を出るまでの子ども達に教えなければならない大人の役割を訴えながら今後の遠野型社会人教育について期待を寄せていました。参加者からは、若い人たちを正規雇用から非正規雇用にさせないためにはどうしたらいいか、本人意識にどう働きかけたらいいかなどアドバイスを求める声もあり正規雇用拡大に向け地域や関係者ができることは何か考える機会となっていました。 |