■2007年10月18日放送
知っていますか?球状斑レイ岩 |
全国的にも珍しく、形成過程が知られていない球状斑レイ岩が宮守町で発見されています。宮守町の多田政光さんから先月の台風9号と大雨により、山の斜面から出てきましたと情報を寄せていただきました。球状斑レイ岩は、マグマがゆっくり冷えて固まった深成岩の仲間で形成過程がほとんど解明されていない珍しい岩石です。丸くて重いのが特徴で、磁石を近づけると反応があります。多田さんの地域では、昔から多く見られたそうですが、2001年に道路工事現場で発見され岩石鑑定をしたところ、国内では約30箇所でしか確認されていない希少な岩石であることが分かりました。それ以来、3年間詳しい調査が行われ、これ以上は出てこないだろうといわれていましたが、先月の台風9号と大雨により、山の斜面が削られて新たにでてきたということです。多田さんが今回拾い集めた球状斑レイ岩はおよそ40個にもなります。多田さんは、宮守町内の歴史などを調べるのが好きだそうで、その甲斐あって市立博物館の研究員も務めています。形成過程がほとんど解明されていない珍しい石だけに、多田さんは、地球誕生の歴史を探るロマンを感じると話していました。 |