今月1日付けで遠野市の文化財に指定された2つの郷土芸能に対してきょう、認定証が交付されました。8月1日づけで新たに遠野市の指定文化財となったのは、小友町の長野獅子踊りと上郷町の板澤しし踊りです。きょうの交付式には各保存会の会員が出席し、及川教育長から長野獅子踊り保存会の佐藤徳男会長と板澤しし踊り保存会の佐々木國允会長へ認定証が交付されました。長野獅子踊りは遠野型しし踊りの中で長野系踊りを伝え、慶長2年、1597年東山五書により伝えられたといわれます。昭和10年には、遠野八幡宮の役獅子となり、また、鷹鳥屋獅子踊り、鹿込鹿踊りなどに伝え、長野系獅子踊りを伝える踊りとして重要であるとされています。また、板澤しし踊りは、菊池田子助が伝えたといわれ、駒木系のしし踊りの芸態をよく伝え保存会による伝承活動が盛んに行われています。弟子踊りとして、細越獅子踊りと釜石の小川鹿踊りがあります。どちらも、文化財としての価値が十分に認められ、無形民俗文化財として新たに指定されました。認定証を交付した及川教育長は、「地域の財産として将来に渡って活動を続け一層の努力をお願いします。」と挨拶し、今後の伝承活動にも期待を寄せていました。この結果、市内の指定文化財は国の重要文化財を含めて全部で124件になります。
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