■2007年7月12日放送
遠野市公共交通会議 |
道路運送法の改正に伴い、市民生活に必要なバスやその他の旅客運送の確保などを目的とした遠野市公共交通会議がきのう、あえりあ遠野で開かれ、新規バス路線の運行と料金についてやデマンド交通に係る新規路線運行などについて協議が行われました。遠野市公共交通会議は、平成18年10月に道路運行法が改正したことに伴い市民の生活路線であるバスやその他の旅客運送の確保、旅客の利便性の促進を目的に設置されたもので、県や市の関係機関の代表者や利用者から構成されています。会議では、はじめに、バス路線の新規路線運行について協議され効率的な運行と収益性の向上を図る為、現在試行運転を行っている綾織達曽部線の蓬畑地区への延長と横内地区の経由について、また、足ヶ瀬線の新規路線として青笹町関田〜関口間、上郷町清水川〜平倉間、暮坪〜宇南田間を運行することが承認されました。つづいて、デマンド交通に係る新規路線運行について話し合われました。デマンド交通とはいわゆる「予約制」の交通システムのことで、宮守地区においては現在、市営バスの1便当たりの平均乗車人数が10人を割り込んでいる路線が6割を超えることから、一部デマンドによる実証試験運行を行い、運行効率の改善を図ると共に利用料金などの見直しも行うこととしました。また、小友地区においては現在、早池峰バスが運行する鷹鳥屋・外山線の小黒沢〜小友〜外山間の往復距離が長く、利用者が少ないことからタクシー事業者による乗合運送事業を導入して効率性と利便性の向上を図ることとしました。それぞれの特徴としては宮守地区においては運行範囲を現在の白石線・長崎線・岩根橋線・鱒沢線・迷岡線の5路線と上宮守線の一部とし、電話予約に応じて時刻表をベースとした延長・迂回型の運行となります。また、小友地区においては1区・4区・5区を対象地区とし、電話予約に応じての戸口訪問型運行を方式とすることで、電話したお宅から指定の乗降場所間を運行します。デマンド交通に係る新規路線はあくまでも実証試験運行ということで、これら2箇所をモデル地区とし将来的に改善・改良を加えた形で本格実施に向け取り組んでいくこととなります。今後は、新規バス路線とデマンド交通に係る新規路線共に市で調整などを行った後、東北運輸局岩手運輸支局に許可の申請を図る予定で、年内の運行開始を見込んでいるということです。市民センター地域生活課では、運行実施に向け取り組むとともに市政番組等で詳しい内容をお知らせしたり、対象エリアでの説明会を行っていきたいと話していました。 |